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Channel: こだま先生の診療日記
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ジャンガリアンハムスターの頬袋脱

数日前の診療が終わりかけた頃、ハムスターの口から何か出ていてすぐ診て欲しいとのことで来院されました。来院されて確認すると、案の定、頬袋が脱出していました。触る限りでは腫瘍のようなものはなく、脂肪がかなり沈着しているようでした。ハムスターの頬袋脱は、整復してもすぐに脱出してしまうため、原因が何であれ切除が基本です。この子も自分でしまっては出しを繰り返しているとのことだったので、根元で切除し、巾着縫合を...

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動物の熱中症

なぜか非常に忙しい日々が続き、全く更新できませんでした。 梅雨が明けたと思ったらお盆がきて、もう8月も半分が過ぎ去ってしまいました。 今年は熱中症が少ないようで、当院で亡くなった症例はウサギが1羽だけでした。 例年は熱中症で緊急来院されることが多く、バタバタするのですが、今年はその点では静かです。...

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猫の乳び胸

本当に久しぶりの更新となります。ここのところ公私共に非常に忙しく、なかなかパソコンの前に時間をかけて座ることができませんでした。今回は、数日前に来院された猫ちゃんを紹介します。13歳、黒白の雑種猫の男の子。...

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猫の肺水腫

先日、以前から肥大型心筋症で治療している雑種猫の男の子が、呼吸が苦しそうとのことで来院されました。開口呼吸まではいっていないが、お腹を大きく使って呼吸をしており、確かに苦しそうであります。聴診では以前との変化はつかめず、レントゲン検査を無理のない範囲で行うこととしました。肺水腫…循環不全などから肺血管の透過性が上昇し、間質などにいわゆるむくみが生じた状態です。この子は基礎疾患に肥大型心筋症があるため...

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犬の肝細胞癌

もともと皮膚病で治療を行っていた14歳のミニチュアダックスの男の子が、突然の食欲不振と嘔吐を主訴に来院されました。話を聞く限りでは大したことではなさそうでしたが、お腹を触って『これは…』って言う感じになりました。というのも上腹部に直径7cmほどの腫瘤が触知できたからです。触った感じでは肝臓腫瘍、脾臓腫瘍の順で可能性が高いと考えられたため、すぐに精査を行うこととなりました。全血球計算を行ったところ、中...

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猫の鼻腔内リンパ腫

今回は当院では適切な治療が行えないため、別の施設に紹介した子をご紹介します。9歳の雑種猫の♂で鼻が腫れてきたということで来院されました。この時点で『鼻腔内リンパ腫』だろうなぁという思いで診察室に患者さんを呼びました。すると案の定、見た目から鼻腔内腫瘍です。聞くところによると7月頃から鼻汁が出るようになり、近医を受診し、猫カゼとの診断で抗生物質と思われる薬を飲んでいたとのこと。改善がないどころか8月中...

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ホワイトシェルティ

先日、白い毛のシェルティは病気が多いと聞いたので調べて欲しいと受診された方がいらっしゃいました。3ヶ月の子犬の男の子で、ほぼ白一色のシェルティでした。聞くところによると、ある知り合いのドッグランの方から紹介されて、静岡県のとある有名なシェルティのブリーダーを紹介されたとのこと。飼い主の事情で丈夫で健康な子がどうしても欲しかったとのことで、遠方まで足を伸ばして見に行ったとのことでした。そこで紹介された...

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猫毛細線虫

7-8歳の野良猫のお母さんが先日、避妊手術で来院されました。 手術は特に問題なく終了し、抜糸も済んだのですが、尿量が多いとのことで来院されました。 一般状態は良く、尿検査のため圧迫排尿を行い、検査を行いました。 すると、尿の沈渣に毛細線虫卵が認められました。 そうそう頻繁に遭遇するものではないのでご紹介となりました。 毛細線虫は、猫の膀胱に寄生し、虫卵を尿中に排出します。...

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獣医臨床フォーラム年次大会2009

先週末は久しぶりに学会に参加してきました。 毎年9月に赤坂のホテルニューオータニで開催される、日本獣医臨床フォーラム(http://www.jbvp.org/)の年次大会です。 今までは関東にいたので参加するのが比較的容易だったのですが、今年からは新幹線で一泊での参加となりました。 ただ、院長の計らいで参加費や交通費、そして宿泊費も病院から出してくれるとのことで、非常にうれしい限りです。...

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猫の堕胎

アビシニアンを多頭飼いしている方から、何日か前に兄妹で交尾をしているのを発見したと相談がありました。もともと不妊手術を行う予定でいたのですが、どうやら性成熟が早かったようでした。近親交配による奇形や遺伝性疾患の発現などが考慮されたため、オーナーと協議をした結果、堕胎および今後の発情行動の停止を目的として、卵巣子宮全摘出を行うこととしました。手術は当院とオーナーとの都合が合わず、2週間ほど後となってし...

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ジャンガリアンハムスターの頬袋脱

数日前の診療が終わりかけた頃、ハムスターの口から何か出ていてすぐ診て欲しいとのことで来院されました。来院されて確認すると、案の定、頬袋が脱出していました。触る限りでは腫瘍のようなものはなく、脂肪がかなり沈着しているようでした。ハムスターの頬袋脱は、整復してもすぐに脱出してしまうため、原因が何であれ切除が基本です。この子も自分でしまっては出しを繰り返しているとのことだったので、根元で切除し、巾着縫合を...

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動物の熱中症

なぜか非常に忙しい日々が続き、全く更新できませんでした。 梅雨が明けたと思ったらお盆がきて、もう8月も半分が過ぎ去ってしまいました。 今年は熱中症が少ないようで、当院で亡くなった症例はウサギが1羽だけでした。 例年は熱中症で緊急来院されることが多く、バタバタするのですが、今年はその点では静かです。...

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猫の乳び胸

本当に久しぶりの更新となります。ここのところ公私共に非常に忙しく、なかなかパソコンの前に時間をかけて座ることができませんでした。今回は、数日前に来院された猫ちゃんを紹介します。13歳、黒白の雑種猫の男の子。 2週間前から呼吸が苦しそうとのことで来院されました。来院時ケージから出てくると確かに開口呼吸をしており、非常に苦しそうだったためすぐに酸素をかがせることとしました。...

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猫の肺水腫

先日、以前から肥大型心筋症で治療している雑種猫の男の子が、呼吸が苦しそうとのことで来院されました。開口呼吸まではいっていないが、お腹を大きく使って呼吸をしており、確かに苦しそうであります。 聴診では以前との変化はつかめず、レントゲン検査を無理のない範囲で行うこととしました。肺水腫…循環不全などから肺血管の透過性が上昇し、間質などにいわゆるむくみが生じた状態です。...

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犬の肝細胞癌

もともと皮膚病で治療を行っていた14歳のミニチュアダックスの男の子が、突然の食欲不振と嘔吐を主訴に来院されました。話を聞く限りでは大したことではなさそうでしたが、お腹を触って『これは…』って言う感じになりました。...

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猫の鼻腔内リンパ腫

今回は当院では適切な治療が行えないため、別の施設に紹介した子をご紹介します。9歳の雑種猫の♂で鼻が腫れてきたということで来院されました。 この時点で『鼻腔内リンパ腫』だろうなぁという思いで診察室に患者さんを呼びました。すると案の定、見た目から鼻腔内腫瘍です。 聞くところによると7月頃から鼻汁が出るようになり、近医を受診し、猫カゼとの診断で抗生物質と思われる薬を飲んでいたとのこと。...

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ホワイトシェルティ

先日、白い毛のシェルティは病気が多いと聞いたので調べて欲しいと受診された方がいらっしゃいました。3ヶ月の子犬の男の子で、ほぼ白一色のシェルティでした。 聞くところによると、ある知り合いのドッグランの方から紹介されて、静岡県のとある有名なシェルティのブリーダーを紹介されたとのこと。...

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猫毛細線虫

7-8歳の野良猫のお母さんが先日、避妊手術で来院されました。 手術は特に問題なく終了し、抜糸も済んだのですが、尿量が多いとのことで来院されました。 一般状態は良く、尿検査のため圧迫排尿を行い、検査を行いました。 すると、尿の沈渣に毛細線虫卵が認められました。 そうそう頻繁に遭遇するものではないのでご紹介となりました。 毛細線虫は、猫の膀胱に寄生し、虫卵を尿中に排出します。...

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獣医臨床フォーラム年次大会2009

先週末は久しぶりに学会に参加してきました。 毎年9月に赤坂のホテルニューオータニで開催される、日本獣医臨床フォーラム(http://www.jbvp.org/)の年次大会です。 今までは関東にいたので参加するのが比較的容易だったのですが、今年からは新幹線で一泊での参加となりました。 ただ、院長の計らいで参加費や交通費、そして宿泊費も病院から出してくれるとのことで、非常にうれしい限りです。...

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猫の堕胎

アビシニアンを多頭飼いしている方から、何日か前に兄妹で交尾をしているのを発見したと相談がありました。...

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